KIOICHO Eng.

株式会社イーウェルのエンジニアが社内エンジニア系イベント等の情報を発信するブログです。

業務自動化への試み

こんにちは!
システムソリューション本部 開発第2部 保守事務グループです。

弊社の業務では、システムの保守業務や運用業務など、多くの手間と人的資源を必要としており、繁忙期や障害発生時などは残業時間が増える傾向にあります。

世間でも話題になっている長時間労働などの対策の一環として
保守グループでは、RPA(Robotic Process Automation)の取り組みを始めています。

事務作業の自動化の仕組みをプログラミングをすることによって作成する場合、
異なるアプリケーションをどのように連携するかが難題でした。
また該当のアプリケーションのAPIを使用したり、連携プログラムを作成してデータのやり取りをする必要があるため、自動化の推進が困難でした。

RPAでは、使用するアプリケーションは変更せず、人が行うPC操作等のオペレーションをソフトウェアロボットがそのまま同じように自動で行います。
そのため、事務系のオペレーションであっても、単純作業や繰り返し行われる作業は自動化が可能です。

RPAの導入効果としては、コスト削減、正確性の向上、生産性の向上などが挙げられます。

導入費、維持費はかかりますが、、中長期的な観点でみれば、人件費に比べ低く抑えることができます。
またシステムには人的ミスなど障害がつきもので、障害対応に時間を取られるというのはよくある話ですが、ロボットは定型化された業務を正確に繰り返すので、オペレーションエラーは0になりますし、作業が早いので、正確性と生産性が向上します。

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保守事務グループでは、単純作業や定型作業なども多くありますので、
その部分をロボットに移管すると大幅な業務の効率化が図れますし、担当者の負担も軽減されます。

これからRPAの導入だけではなく、品質の高く顧客満足度の高いシステムにしていくために様々な取り組みをしていきます!!