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DAY4インターンシップ:開発と動作テスト(開発3日目)

■DAY4:プログラム(開発3日目)
・開発(午前)
・ランチ交流会(ベテラン社員の先輩と交流)
・動作テスト(午後)

 早くもインターンシップ4日目が終了しました。午前中は昨日から引き続き開発フェーズ、午後から動作テストを行いました。開発に充てられる時間はあと半日、、、とのことで、学生達は朝から自分の作業に没頭しています。

こんな環境で作業しています。講師が常にスタンバイ
こんな環境で作業しています。講師が常にスタンバイ。

  今朝は昨日と違い、講師への質問も出ないまま、パソコンキーを叩く音が響きます。時間がないと焦る中、自分のたてた設計ゴールに向かって、形にする作業に集中しています。

 できあがりました!なんとか形になりました!!先輩社員とのランチ交流会を挟んで、午後から動作テストに入りました。

 まずは設計書を元に、テスト仕様書を作成です。テスト項目を漏れなく記入することはもちろんのこと、確認方法(操作)や確認ポイントが明確になっていることが大切です。動作をきっちりとテストしたことで品質が保証されることにもなります。2チームとも、「アンケートの終了ボタン」を二度以上押された場合、回数分データベースに登録されてしまうトラップに陥ってしまいました!改修作業が続きます。。。

手書きのテスト仕様書
手書きのテスト仕様書

■ランチ交流会の様子

2日目の高専卒先輩ランチ会に引き続き、ベテラン社員との交流会を行いました。学生の皆さんよりいただいた質問から、いくつかご紹介します。

Q:プログラミングが上達するには?
 ・スペースはなんのためか?改行はなぜ必要なのか?ひとつひとつに意味が
  あり、無駄なものはない。当たり前のように使っているテンプレートも
  「なぜこれを使ったのか?」と聞かれて、必ず説明できるように心掛けて
  コーディングしよう。

Q:仕事をしていて楽しい(嬉しい)ことはなんですか?

 ・達成感です!
 ・納品後クライアントから、「ありがとう」「使いやすいシステムだね」など  
  の声をいただいた時。
 ・経営会議で企画が通りGOサインが出た時。金額、人、プロジェクトの大きさ
  と重みを改めて感じ、ワクワクすると同時に気が引き締まる思いがする。

Q:苦手な人と上手くやっていくには?
 
・仕事と割り切る!
 ・プライベートでは気が合わなくても、仕事では同じ目標を持つ仲間。
  同じ方向を向いて仕事をしていると、魅力的に見えてきます。

 Q:失敗が続いたとき周りや自分に、どんな対応、心の持ち方をするのですか?
 
・1人でプロジェクトを進めているわけではないので、チームで助け合って
  いく。気にすることはない。
 ・人間誰でも落ち込む。落ち込んだ分だけ、取り戻そうとすることが大事。
  落ち込まないと、下にも行かないけれど、きっと上にも行かないと思う。
 ・孔子の言葉「過って改めざる、これを過ちという」がある。過っても気づか
  ない、否を認めない、その後何も変わらない、それだと意味がない。
  過ちがあっても、悪かったところを改めればいい経験になる。

 その他、おすすめの東京の観光地など、楽しい話題から、ちょっと真面目な話まで、和気あいあいと時間が過ぎていきました。

学生からの質問票

先輩の話を聞いて、本を読もうと思いました
先輩の話を聞いて、本を読もうと思いました!

■学生の感想

・本日の作業は、DL画面の完成、動作テスト、細かなバグ修正。
 DL画面のDL実行部のC#によるプログラミング、CSVファイルの作成など。
 エラー修正のコツ、C#とHTMLの組み合わせと関係性が理解できた。
C#JavaScript、HTML全てを組み合わせて作成するのが難しく、なかなか解決 
 できなかった。それぞれの特性と使い方を、インターン終了後に勉強したいと 
 思います。
JavaScriptへの知識がなく、バグの修正が一部間に合わず、作業が遅れてしまっ
 たが、なんとか完成させることができたので、ほっとした。
・HTMLのレイアウトしか戦力になれていない。
 パートナーに迷惑をかけてしまっている。
・積極的に作業に関わる。自分のできることを精一杯やる。
 足を引っ張ってばかりなので、プレゼンでは頑張りたい。
・プレリリースしたものをネット上で見ることができて嬉しかった!
・交流会では、大人からの目線で見た考えを聞くことができて良かった。
 自分の成長にもなったし、後輩への対応にも活かすことができそうです。

 感想から、チームのパートナーに気遣う言葉や、自分も戦力になりたい!と思う気持ちが伝わってきました。また、チームの枠を超えて、質問する姿も見られました。もう4日目、そろそろみんな仲良くなったかな。同じインターンシップ生、ぜひ協力し合ってください。

 ■講師の感想

・若干の残課題があるものの、整理ができているようだ。工程を知るという目標 に対しては上出来だった。
・「.net」の動作をだんだん理解できている。
・テスト仕様書の作成が、両チームともスラスラできたことが印象的。
 やはり自分たちで企画から設計までしたアプリなので、動きをイメージできて
 いたのだと思う。
・チームカレー
 講師への報告時間までに、CSVダウンロードの実演が用意できていると
 満点でした。
・チームラジオ
 こちらのチームは、パスワードを入力してからCSVダウンロードするという、
 カレーよりは一手多いプログラムを組んでいる。
 プレゼンテーションでは存分にアピールして欲しい。
・明日はシステム知識がない人もいるプレゼンです。社会人になると、そんな人
 との接触も数多くある。少し言葉を変えるだけで伝わることも多いので、
 そこも気を付けてみて欲しい。
・講師も、ベテランと2-3年目の若手という組み合わせだと、学生の質問に
 スムーズに答えられると思う。来年に活かしたい。

 残すところ後1日となりました。明日はいよいよプレゼンテーション本番です。自分たちで開発したツールの「工夫した点」「こだわり」を、思いっきりアピールしてください。社員の皆さん、明日金曜日の14時からですよ!スケジュールをばっちり空けて、会場にお集まりください!