KIOICHO Eng.

株式会社イーウェルのエンジニアが社内エンジニア系イベント等の情報を発信するブログです。

2018年度ソフトウェアテスト研修

こんにちは。
今回はIT管理部品質管理グループがお届けいたします。

今年度10~11月にかけてマーケティングIT企画本部主催で、外部講師をお招きし、
ソフトウェアテスト研修」を実施しています。
イーウェル従業員、パートナー社員(業務委託や派遣の方)合わせて28名の参加です。
システム部門だけでなく、営業・企画・運営部門からも参加いただいています。

 この研修の目的は
ソフトウェアテストに関する技術及び知識の向上を図り、構築されるシステムの品質向上を図る。」です。

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実施の背景として、現在イーウェルではシステム開発を伴うプロジェクトにおいて
リリース後の障害、またリリース直前に資産の見直しや開発工程の後戻りが起こる
ことで、開発工数の増加や品質低下が発生しているのが課題の1つとしてあげられ
ます。
そこで、システム部門ではソフトウェアの品質向上を活動計画にかかげており、
その一環としてソフトウェアテスト研修で上流工程を含めた研修を実施しています。

研修は全社のテストに関する認識統一を主眼においた内容となっており、
バルテス株式会社の石原一宏先生をお招きし、以下の内容で3日間にわたって
行っております。

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---ソフトウェアテスト研修内容---
1日目:基本編(ソフトウェアテストに関する基本的な知識や考え方)
2日目:設計編(具体的なソフトウェアテスト手法)
3日目:実施後振返り講義(ペーパーテスト結果をふまえた振返り)

現在基本編、設計編の講義を終了しましたが、以下のような感想が出てきています。

営業・企画部門より
・まずはmust、never、wantを考えて組み立てていくことが大事という事がとてもよくわかった。
・お客様の要求をどのように100%引き出すか知ることができた。
・要求定義の際に、要求検討表で洗い出しをしておくことで、要求の漏れを少なくできると感じた。
・テストをするにあたっての方法を学ぶと思っていたが、それ以前の要求・要件について学べて参考になった。

システム部門より
・実例(体験談)を交えながらお話いただいて、楽しく聞くことができた
ステークホルダー別の観点(ユーザーや作り手に限らず、営業や企画、システム)を気にかけて説明いただいたので行動や考え方として、多面的に考えられる気づきを得ることができた。
・要求分析をフレームワークに落とし込んだマトリクスは今後プロジェクトのスタイル問わず使えそうなフレームワークだと思う。自分の業務にうまく落とし込もうを思います。
・オーナー部署と調整するときのポイントがわかってよかった

参加者は熱心に講義に耳を傾けメモをとっていました。
研修で学んだ事を現場に反映し、皆さん一丸となってソフトウェアの品質向上を目指しましょう!