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株式会社イーウェルのエンジニアが社内エンジニア系イベント等の情報を発信するブログです。

Azureを使ってみて

こんにちは!
IT企画本部IT管理部クラウド推進PJよりお届けします。

 



我々クラウド推進PJは、弊社Azure環境の共通基盤の管理、ルール整理等を担っています。

今回は、Azureのサービスの詳細であったり他クラウドとの比較といった
グ●ったら出てくるような内容ではなく、元オープン系プログラマ兼インフラエンジニア兼プロジェクトマネージャーが約2年Azureに触れたうえでのAzureのメリット/デメリットをご紹介します。

 

■Azureのメリット・よいところ


①ダウンしないマジでダウンしない
2020年からこの記事を書いている2022年11月末まで、弊社の使用しているAzureリージョンでは一度も大規模障害を起こしていません。

これは共通基盤の管理者として本当にありがたいことです。
Microsoft様の本気度がうかがえます。


Microsoftサポートが神
例えば既存のActiveDirectoryと連携させる場合(もちろん他クラウドサービスでもできるわけですが)、ActiveDirectoryもMicrosoft様のものなので、問題があった時の対応が早いと感じます。それ以外でも一次回答で回答期限を明記してくれたり、
ガチで困ってる/急いでるときは電話してきれくれます(厳密にはサポート契約に依ります)。
また、Microsoft様のAzure営業担当者も対応が迅速で、
このへんもMicrosoft様の本気度が(略

 


■Azureのデメリット・よくしてほしいところ


Microsoftの別サービスの影響を受ける
「メリット」①と逆なんですが、1度だけAzure本体が悪くないのにTea●sの障害の影響を受けてしまうことがありました。
内情は不明ですがもったいないと思いましたが、2年に1回ならまぁ…とも思います。


②為替影響をうける
月末$〆⇒円払いなので、為替の影響をうけます。

例えば11月の費用は1,000$だった場合――
1$110円⇒支払いは110,000円
1$140円⇒支払いは140,000円
――となり、円安になるほど費用が高くなるわけです。

……つまりは今年、大きな影響を受けています。。。
オンプレだと買い切りだったり複数年のライセンス/保守契約だったりで
見積りから契約までのタイミングでそこまで為替影響を受けないんですが、
毎月の支払いで毎回影響を受けることを認識しておく必要があります。
ただこれも、Microsoft様との契約によっては影響を軽減できまして、現在対応を進めています。


以上です。
約2年Azureに触れたうえでの本音を挙げましたが、いかがでしたでしょうか。


リソースの名前を後から変えられなかったり、細か~い不満もないことはないのですが、事実、ダウンしないのが本当に助かってますし、サポートを含めてシェアを伸ばし続けているのもうなづけます。

 

――言い忘れたデメリットが1点ありました。

有識者が少ない!まだまだ少ない!

Azure未経験でもよいので、Azureへのやる気のあるかたを随時募集中です。