KIOICHO Eng.

株式会社イーウェルのエンジニアが社内エンジニア系イベント等の情報を発信するブログです。

2020年度ソフトウェアテスト研修

こんにちは。
今回はIT管理部品質管理グループがお届けいたします。

今年度11月~12月にかけてIT企画本部主催で外部講師をお招きし、「ソフトウェアテスト研修」を実施しています。イーウェル従業員17名の参加です。
システム部門だけでなく、営業・企画部門からも参加いただいています。

この研修の目的は
ソフトウェアテストに関する技術及び知識の向上を図り、構築されるシステムの品質向上を図る。」です。

 実施の背景として、現在イーウェルではシステム開発を伴うプロジェクトにおいて
リリース後の障害、またリリース直前に資産の見直しや開発工程の後戻りが起こる
ことで、開発工数の増加や品質低下が発生しているのが課題の1つとしてあげられ
ております。
そこで、システム部門ではソフトウェアの品質向上を活動計画にかかげており、
その一環としてソフトウェアテスト研修で上流工程を含めた研修を実施しています。

研修は全社のテストに関する認識統一を主眼においた内容となっており、
バルテス株式会社様より講師をお招きし、以下の内容で3日間にわたって
行っております。

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もちろん、今回は参加前の検温、手指消毒、定期的な換気、行動記録の記入等
コロナウィルス感染対策バッチリ行い開催いたしました!

---ソフトウェアテスト研修内容---
1日目:基本編(ソフトウェアテストに関する基本的な知識や考え方)
2日目:設計編(具体的なソフトウェアテスト手法)
3日目:実施後振返り講義(ペーパーテスト結果をふまえた振返り)←今ここ

現在基本編、設計編の講義を終了しましたが、以下のような感想が出てきています。

営業・企画部門より
・すぐに生かせる技法が学べたと同時に、進行中のPJに対して出来ていない部分が明らかになった。
・自分の立場でしか考えられていなかったが、全体的に考えられるきっかけになった。
・要件の時点で使うべき技法がたくさんあることを知った。実務で何気なくやっていたことをより深く漏れなくあぶり出すことができるとわかったので、使ってみたい。

 システム部門より
・テストケースの選定方法について、きちっとした要件定義がないような、小規模な改修のテスト時にも大いに参考になるので、即使える知識を得ることができた。
・仕様書に書かれていない点を見える化するという観点が勉強になった。

 

参加者は熱心に講義に耳を傾けメモをとっていました。
研修で学んだ事を現場に反映し、皆さん一丸となってソフトウェアの品質向上を目指しましょう!