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株式会社イーウェルのエンジニアが社内エンジニア系イベント等の情報を発信するブログです。

保守Gの特徴

初めまして、開発1部保守グループの中途入社2カ月の新人です。
中途入社と言っても3月に大学を卒業したばかりでほとんど新卒みたいなものです。

今回は、保守グループの特徴を書いていこうと思います。

・ルーティンワークの業務が多い
保守Gでは何かサーバーに障害が起きていないか、バッチ処理は正常に動いているかといった監視業務を毎日交代で実施します。これは平日だけでなく土日も実施します。
また、他部署から保守G宛てに作業依頼が来るので、例えば直接データベースの更新作業をしたりします。作業はテンプレートがるのでそれを元に作業します。
このようにマニュアルがある業務が多いので、IT未経験や新卒からでも入りやすいのが保守Gの特徴だと思います。

・他部署との係りが多い
保守Gの業務は、他部署から依頼があって業務を行うことが多く、他部署の方と接する機会が多くなります。データベースの更新や、変更したソースコードのリリース作業などは保守でしかできないため、作業をするために保守Gの座席に集まってきたりもしますし、毎日電話が鳴ります。

・大規模なシステムの裏側を知れる
イーウェルのサービスであるWELBOXは何百万人もの会員がおり、何年も運用を続けていてその過程で発生した問題や課題が改善されています。
実際に使われているシステムの裏側の情報は、本やネットなどのオープンな情報からでは得難く、その構築や運用方法を知るということはなかなか机上の勉強だけでは難しいです。
例えば、データベースの設計でいうと、イーウェルのサービスは何百ものデータベースのテーブルが存在していますが、保守Gではそのテーブルの役割や定義などのドキュメントを読むことができ、運用の過程で何度も読むことになります。
これらはもちろんオープンにされておらず、特定の人間のしか見る事ができませんが、他の会社も同様でシステムの設計の裏側の情報をオープンな場所に載せることはありません。
データベースに限らず、裏で動いてるバッチの処理であったり、サービスのソースコード、サーバーはどのような作りにしているのかというサービスを動かすために必要な一連の流れを全て把握することができます。


まだ入って三カ月目なのであまり戦力にもなれておりませんが、日々精進していきたいと思います。

先日、会社の帰りに国会議事堂を初めて見に行ってみました。イーウェル本社から歩いて15分くらいの距離にあり、もうちょっと歩けば霞が関の省庁や皇居も見ることができます。