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株式会社イーウェルのエンジニアが社内エンジニア系イベント等の情報を発信するブログです。

DAY1インターンシップ:アプリ開発に向けた企画スタート!

■DAY1:プログラム

・自己紹介、交流ゲーム、会社説明、サービス説明
・イーウェルのシステムに関する仕事とは?
・アプリ開発のお題発表!
・企画と要件定義

 いよいよインターンシップ初日!プログラミングを勉強している高専生4名が、弊社にやってきてくれました。本日から5日間、「WEB系アプリ開発」を学び、最終日には学生が開発した成果物を自らプレゼンテーションします。

  初日は、株式会社イーウェルという会社を知ることからスタートです。どのようなニーズがあり、誰にサービスを提供し、満足していただいているのか?会社の事業内容、商品、サービスについて学びます。

 そして、いよいよアプリ開発のお題が発表されました!福利厚生の一般的なニーズを知るための情報収集ツール(アンケート)の開発です。2人1チームで開発を行います。

企画中。。。「なぜ必要?」「どうしてそうなるの?」に答えるのが難しい。
企画中。。。「なぜ必要?」「どうしてそうなるの?」に答えるのが難しい。

■上流工程
①企画
 上流工程にあたる「アンケートの企画」からスタート!
企画にあたり、まずは「福利厚生」の理解が必要です。事前に説明のあった会社概要とサービスの知識が、早速役に立ったのではないでしょうか?働いている人、そしてこれから社会に出ていく人は、企業の福利厚生に何を求めているのでしょう?開発するアプリのターゲットを定め、どのように情報を収集するのか?考えることは多岐に渡ります。学生たちも、頭を悩ませていたようで、多くの質問、議論がなされ、各自の企画が無事に決定いたしました。

②要件定義
次に要件定義を洗い出しました。企画を実現するための実装すべき機能や性能を書きだしました。要件定義が多くなると、実装が難しくなりますが、実現させるには必須条件であることも多く、バランスが難しかったようです。明日からはいよいよ「設計」の工程に入ります。 

企画に付箋紙は必須アイテム!
企画に付箋紙は必須アイテム!

■学生の感想
・どうしたら自分の求める結果を得ることができるのか?そのための質問内容を考えることが、難しかったです。
・考えている途中で目的を見失ってしまうことが多々あった。
 →目的が目に入りやすいようにメモを置いておくと良かったかもしれない。
・自分の考えが上手くまとまらず、質問さえも難しかった。
 気になったことはどんどん声にしていきたい。
・福利厚生という言葉の意味を知った!
・授業で習ったウォーターフォールモデルでの開発を体験できる。
 実りのあるものにしたい。
・自分の考えを簡潔にまとめ、企画にすることが難しかった。
・システム作り、データ処理、SQLについて知識を深めたい。
・焦ってしまった!チームなので、パートナーに自分の考えを相談したり、
 逆にパートナーの意見を聞くことで、心にゆとりを持てた。

■講師の感想

・時代に沿った「女性が必要とする福利厚生」に着目してくれて嬉しい。自由回答(テキストボックス)があると、集計が大変。アンケートの集計、分析まで見越した設計ができると良いと思う。マーケティング要素(例えば回答率など)まで考えて設計できると尚良い。
・チーム1とチーム2で着目点が違ったのが興味深い。チーム1はターゲット決定したのちに質問項目を考えていたのに対し、チーム2はアンケート作成(データ収集システム)を念頭においてのスタートだった。完成時にどのような違いが出るのか、楽しみです。
・アンケートの目的や、達成するまでの道筋を考えることが難しそうだった。(アンケート設計の一番難しいところですね。。。)
・講師側の説明が飛ばしすぎか?学生達の知っていること、知らないことを先に聞いておくとスムーズだったかもしれない。
・2人で1チームです。開発をする上で、2人の中での認識合わせが大切。たくさん会話をして、頭の中のイメージを1つにまとめて行くことを学びましょう。

 
1日目が終わり、頭をフル回転させた学生達は少し疲れたようです。到着後は緊張でカチカチになっていた顔が、それでも充実に満ちた表情に見えました!

5日後の最終日には、どんなツールが開発されるのでしょうか。。。?楽しみです!